解決したい課題
日本で生まれ育つ4人の子どもたちを含む、難民申請中の6人家族(アリシャさん一家)が、現在、極限の生活困窮に直面しています。
アリシャさんはコンゴ民主共和国での民主化運動(LUCHA)に参加したことで当局から逮捕状が出され、命の危険から逃れるために2018年に来日しました。日本で出会ったパートナー(南アフリカ出身のコンゴ人)との間に生まれた4人の子どもたちは、全員が日本生まれ・日本育ちです。
しかし、難民不許可処分に伴い在留資格を失ったことで、夫婦ともに就労が完全に不可となりました。一時は監理措置制度のもとで月収14万円の上限付きで就労が認められていた時期もありましたが、現在は退去強制命令によってその就労許可すら取り消され、完全に収入を得る手段を断たれています。
収入が途絶えたことで、家賃が払えず住まいを失う危機に瀕しており、電気やガスといったライフラインの停止など、最低限の生活を維持することすら困難な状況です。
さらに深刻なのは、子どもたちの医療の危機です。国民健康保険を失ったことで、生まれながらに重い病気を抱える下の2人の子どもの治療が継続できなくなっています。1人の子どもは熱が出ると発作を起こして呼吸困難になり、もう1人の子どもは本来3回の手術が必要なところ、2024年3月に1回目の手術を終えた段階でビザと保険を失い、残り2回の手術を受けられずにいます。「適切な治療が受けられなければ将来的に障害が残る可能性がある」と医師から説明されていますが、病院に行くことすらできない状態が続いています。
これまで複数の市民団体が支援を続けてきましたが、公的支援から完全に排除されている今、民間だけの従来の支援では限界を迎えています。子どもたちが健やかに育ち、医療を受け、この日本社会で生きていく権利を守るために、皆様の緊急のご支援が必要です。
プロジェクトの目的・活動内容(何をするのか)
一般社団法人反貧困ネットワークが窓口となり、在留資格がなく銀行口座を作ることもできないアリシャさんご家族に代わって寄付金を募り、彼らが日本で生きていくための最低限の生活基盤と医療の機会を確保します。
公的支援や就労から排除された彼らを孤立させず、在留特別許可(ビザ)の獲得や生活継続に向けたアクション(集会や社会への訴えなど)と並行し、まずは明日の暮らしを繋ぐための緊急経済支援を行います。
資金の使い道(目標金額と内訳)
目標金額 400万円
皆様からいただいたご寄付は、全額を以下の用途に大切に活用させていただきます。
- 住居維持費・光熱費:家賃の支払いや、停止された電気・ガスの復旧・維持
- 医療費:保険がなく全額自己負担となっている子どもたちの手術・検査・治療費の補助
- 生活必需品・食料費:子どもたちの健康を支える食料や日用品の提供
- 教育・子育て費:日本で育つ子どもたちの教育や成長に必要な費用の補助
- 緊急生活支援金:その他、不測の事態や緊急時に必要な生活維持費用
アリシャさんからのメッセージ(本人の言葉)
(本人の言葉をそのまま書き起こしたものです)
私は、アリシャです。日本に、2018年にコンゴ民主共和国から来ました。
私は、大学生でLUCHAという民主化運動団体のメンバーでした。
LUCHAのデモに参加して、ポリスが私を逮捕するために家に来ました。
逮捕状がありました。友達は、既に逮捕され、拷問されたと聞きました。
なので、私は逃げて、隠れていました。そして、日本に難民として来ました。
日本でパートナーと出会いました。
私と、パートナーは、働いていました。
私は、コンビニのサラダをパッキングする工場で働いていました。
仕事をして、生きていました。
子どもが4人、日本で生まれました。
下の二人の子どもは、未熟児でした。二人は重い病気です。
一人は、熱が出ると、発作が起きて、息ができません。
もう一人は、三回の手術が必要です。一回目の手術を2024年3月にしました。
でも2024年4月に難民が却下され、ビザがなくなりました。
私は、働けなくなりました。
保険もなくなりました。子どもは病院にいけなくなりました。
それで、あと二回の手術ができません。発作が起きても病院にいけません。
お金がないので、反貧困ネットワークに助けてもらっています。
反貧困ネットワークでもらった物を子どもにあげます。
娘は、「ママ、これ誰からもらったの?」と聞きます。
娘は自分の家族がみんなと違うと知っています。
私は、どう答えたら良いか分かりません。
私たちは、普通の家族です。犯罪者ではありません。
みんなと同じように働いて、子どもたちを育てたいです。日本で生きたいです。
子どもには、医療を受ける権利があります。
大人になって活躍してほしいです。
他の子どもと同じように育ってほしいです。
子どもの命と未来を考えてください。
毎日、ネットの排外主義がひどくなっています。
私はインターネットの外国人への憎しみが直接の暴力になるのが怖いです。
私のパートナーは、南アフリカから来たコンゴ人です。
南アフリカでは、レイシズムが直接の暴力です。
私のパートナーの両親は、レイシズムの暴力で殺されました。
子どもに日本で同じ経験をしてほしくないです。
お願いします。ありがとうございました。
アリシャさん家族緊急支援専用口座
みずほ銀行
飯田橋支店
普通 3056440
一般社団法人反貧困ネットワーク
お振込みいただいた方は、以下、問い合わせ先までご一報ください。
問い合わせ:m.kato@hanhinkonnetwork.org (事務局:加藤)
