反貧困ネットワークには、若者からのSOSの相談が増えています。また、反貧困の活動に関わる若者自身も、この社会での生きづらさや戸惑いを抱えながら活動しています。
今回の反貧困TVでは、長年ひきこもりや不登校の若者と向き合い、シューレ大学、そして現在の雫穿大学で学びの場をつくり続けてきた朝倉景樹さんと、雫穿大学の修了生が立ち上げた労働者協同組合創造集団440Hzの長井岳さんをゲストにお迎えします。
どのような取り組み・学びの場がつくられてきたのか。学生が主体となって立ち上げた440Hzは、学びからどのように仕事づくりへ展開していったのか。そして、生きづらい社会のなかで、どのようにオルタナティブをつくっていけるのか。お二人の実践から伺います。
聞き手は、当法人と練馬区で協働するNPO法人わかちあい練馬の理事で、貧困やLGBTQなどマイノリティの支援、脱北青少年などヴァルネラブルな青少年の支援を研究する高野慎太郎さんです。
YouTubeでライブ配信します。視聴中のご質問はYouTubeのチャットで受け付け、番組内でお答えします。ぜひご覧ください。
告知が直前となったため、会場観覧の事前申し込みは行いません。「東京DEW」2階会議室まで直接ご来場ください。
出演者
ゲスト

朝倉 景樹(あさくら・かげき)
NPO法人TDU・雫穿大学 代表
教育、エスノグラフィー、社会構築主義などの分野の社会学の研究を主として、不登校、ひきこもり、ソーシャルマイノリティー、オルタナティブ教育、デモクラティック教育、当事者研究、フリースクール、ホーム(ベースド)エデュケーションなどを対象としている。フリースクール、続いてオルタナティブ大学で実践をしながらの研究である。国内の研究発表は、日本社会学会、日本都市社会学会、日本教育社会学会、日本心理学会、日本児童青年精神医学会、など。海外では欧州評議会世界会議、韓国国会公聴会、社会問題学会(米国)など。パンカアカデミー(フィンランド)教育・学校運営担当顧問。

長井 岳(ながい・たけし)
労働者協同組合創造集団440Hz 理事
中学校で不登校を経験。一般大学を中退後、シューレ大学に入学し、「自分から始まる研究」を積極的に行う。2001年、シューレ大学の仲間と、働く人を大事にする職場「創造集団440Hz」を設立。映像制作、デザイン、ウェブ制作、イベントの企画・運営、ホームエデュケーションの支援事業などを手がける。2023年、労働者協同組合として法人化。全員参加の会議で方針を決める、上下関係のない働き方を実践している。企画・ウェブ担当。
聞き手

高野 慎太郎(たかの・しんたろう)
東京大学教育学部附属中等教育学校 教諭/NPO法人わかちあい練馬 理事
学校教員として多様性と包摂に関わる教育実践に取り組む。埼玉県川越市社会福祉審議会児童福祉専門分科会委員、早稲田大学高等学院情報科助手、国際キャリア教育学会(IAEVG)研究大会運営委員などを歴任。近著に『日本キャリア教育事始め』(風間書房、2024年、共著)、「子どもの権利とデジタル社会:安全と自由、多様性のあいだで」(『子ども白書2026』かもがわ出版)など。
司会

幸田 良佑(こうだ・りょうすけ)
当法人職員/特定非営利活動法人わかちあい練馬 代表理事
学生時代に協同労働に出会い「ワーカーズコープ」に入団。同法人が運営する児童館・学童クラブに勤務したのち、2022年から路上生活者支援の現場に入る。路上やネットカフェ、知人宅を転々とする人々と出会うなかで、住まいの確保だけでは生活が立て直せないこと、その手前に、頼れる人も居場所もないまま孤立してきた時間があることを知る。その後、NPO法人わかちあい練馬に参画し、現在は代表理事。生活支援を軸に、住まいを得た後の暮らしを支える活動を続ける一方、困窮や孤立が深まる前の段階に関わろうと、こども・若者との居場所づくりに取り組んでいる。2026年からは反貧困ネットワークで生活相談を担当。
開催概要
- タイトル:若者の孤立・孤独と居場所
- 日時:2026年11月4日(水)19:00〜20:30
- パネラー:朝倉景樹さん(NPO法人TDU・雫穿大学 代表)、長井岳さん(労働者協同組合創造集団440Hz 理事)
- 聞き手:高野慎太郎さん(東京大学教育学部附属中等教育学校 教諭・NPO法人わかちあい練馬 理事)
- 司会:幸田良佑(一般社団法人反貧困ネットワーク 事務局員・NPO法人わかちあい練馬 代表理事)
- 参加方法:YouTubeライブ配信(事前申込不要)
- 参加費:無料
- 主催:一般社団法人反貧困ネットワーク

