救急や集中治療の現場で、生命維持治療をいつ終了するのか、あるいは最初から差し控えるのか。日本集中治療医学会・日本救急医学会・日本循環器学会・日本緩和医療学会の4学会がまとめた「救急・集中治療における生命維持治療の終了/差し控えに関する4学会合同ガイドライン」をめぐり、障害のある人や患者の団体から強い懸念の声が上がっています。

「本人の意思の尊重」という言葉のもとで、治療を続けるという選択肢が十分に示されないまま、「死」のほうへと背中を押されてしまうのではないか。人工呼吸器とともに生きてきた人、重い障害とともに生きてきた人たちにとって、この問題は「生きていていい」と言われるかどうかそのものに関わります。

そしてこれは、私たちが日々向き合っている貧困の問題と地続きです。身寄りがない、頼れる人がいない、これまでの暮らしを知る人が誰もいない——そうした状況に置かれた人ほど、「本人の意思」が誰にも確かめられないまま扱われてしまう危険があります。社会保障費の削減が語られ続けるなかで、いのちに線が引かれようとしている。私たちはそう受け止めています。

今回の反貧困TVでは、まず4学会合同ガイドラインの基本的な問題点を対話形式で解きほぐし、後半では医療現場と障害者運動の現場から、それぞれの立場で語っていただきます。病院を「死への誘導」「死を選択させる場」にしないために、そして「4学会合同ガイドライン」の撤回を求めて、いま何が問われているのかをご一緒に考えます。

「まだ死んでいない! 生きさせろ!」——たくさんの方のご視聴・ご参加をお待ちしています。

イベント概要

日にち

2026年8月20日(木)

時間

19時00分から20時30分

出演者

パネリスト 越智 祥太

ことぶき共同診療所・医師

パネリスト 古賀 典夫

しょうがいしゃ大フォーラム

パネリスト・MC 白樫 晴子

一般社団法人反貧困ネットワーク 相談員

MC 本谷 碧

一般社団法人反貧困ネットワーク 学生スタッフ

参加方法

いずれのご参加方法でも事前のお申込が必要です。

オンライン配信(YouTube)

YouTubeにて同時配信いたします。

会場観覧

本企画は当法人サポートセンターが入居する複合拠点「東京DEW」会議室Aから配信します。先着順で会場観覧の申込みを受け付けます。希望される方はお早めにお申し込みください。