●今日も最後の支援が終了した時間は23時だった。帰りの車中で流れていたのは、中島みゆきの「僕たちの将来」最後の歌詞は”僕たちの将来は良くなってゆくだろうか”

●緊急アクションや反貧困ネットワークで支援対応をおこなっているなかで、20代~30代が60%を超える。「生きていくなかで良い事なんか一度もなかった。」うつ病や精神疾患を抱えている相談者が最近70%を超えている。子どもの時から親に責められていた。一度も正規の仕事に就けなかった。正規の仕事に就いても競争やブラック労働で追い込まれ、精神的にも追い込まれた。面談したり伴走を続けるなかで感じることは、これからの人生に希望を持っていないこと、いままで人を信用しても裏切られる事ばかり、ネットの中だけが逃避できる居場所、社会も政治にも期待なんかしていない。「やり直しなんかできない社会」

●「僕たちの将来は終わることのない貧困と絶望」こんな底が抜けた社会にしてしまった政治の責任は重い。取り返しがつかない状況にまで来ている。これが現場の実感だ。