アベ政治の徹底した強者がますます富み、弱者を切り捨て、困窮の果てに死に追い込まれる被害者が続出した。今日の私も止まらない相談者の対応を23時まで続けていた。今日は10代と20代若者たち、最近は窃盗罪で捕まり出所してきた若者たちからのSOSも多い。「困窮ゆえの犯罪」私は彼を責める事なんてできない。

●1時間だけ中抜けして国会前に向かった。国会議員の発言が続く。でも国会前に「殺されそうにされた人々」は殆ど参加していないだろう。ボロボロにされ過ぎている。疲れ果てている。自販機の下にお金が落ちていないか探した。絶望しかない。毎日死にたいと思っていた。お腹が減りすぎた。だから窃盗に走った。

●声をあげてもいいんだ。おかしいと言っていいんだ。このような事を考えた事もない。自分が困窮や孤独に追い込まれたのは「社会や政治の責任ではなく自分の責任なんだ」アベ政治は徹底的に刷り込んだ。

NHKの国葬中継、ニュース報道はアベ政治を美化する事に大半の時間を割いていた。政権がでっちあげた政治イベントである国葬が終わった。公園の片隅やトイレの中でうずくまる若者たち、住む家もなくネットカフェでネット空間だけでしか友だちがいない。唯一の拠り所。誰も信じてなんかいない。

このような「底が抜けた社会」の現実をどうしていくのか、政治は本当に責任を果たしてほしい。10月3日から国会が始まる。