昨日の快晴から一転、終日雨天予報が見事に的中、それでも実行委員会ひとりひとりの想いは雨天決行!

イベントを準備してきた難民移民の皆さんは当日朝まで仕込みや準備、実行委員会では、地元の「在日クルド人と共に」と連携して丁寧すぎる論議をすすめ、完璧な体制をつくってきた。在留資格も与えられず、働くことも許されず、医療にもかかれない仮放免状態が続く。いつもは沈みがちの表情ばかりだが、みんなが笑顔で嬉しそうにしていた。前回の練馬での経験と難民移民の皆さんの想いをみんな知っているから、中止の選択肢なんかない。

私たち反貧困ネットワークの役割はシェルター入居者の出展支援、生活相談、パルシステム埼玉とフードバンク埼玉と連携した400食の食料配布、前回の練馬ボランティアスタッフも駆けつけてくれて応急テントでの袋詰めと配布、とりあえず無事に終了、でも大量の売れ残り販売品の明日以降の受け入れと配布食料を事務所にどうやって持ち帰るか、覚悟だけはしていた。

11時になると次から次に人が訪れ、あっという間に広い公園が来場者で埋まり、数メートル先が見えないぐらい、、参加者は1200名、役割分担上、後方支援なのでステージイベントや出展は殆ど見れていない。でも、皆が満面な笑みとよろこんでいる姿。何より嬉しいのはこんなに応援してくれている仲間がたくさんいること、、、

全てが手作りのフェス、ひとりひとりの想いが繋がり、形になる。感動的な経験、さて次はいつ頃、どこでやろうか、、実行委員会の論議がまた始まる。もう止められないね。