4月28日の衆議院法務委員会の採決の前日の夜、樋脇杉並区議に高円寺で1万人の入管法改悪反対大行進ができないか相談したら翌日の西荻窪駅北口での「杉並から差別をなくす会」呼びかけによる入管法改悪反対行動でもう告知されていた。貧乏人大反乱集団の聖地のサイケでナイスな地元杉並の実行委員会がつくられた。
反貧困ネットワークは言いだしっぺの責任として主催団体として加わり、約10日間の短い準備期間で賛同団体集め(101団体もみんなで集めた。)スピーチされる方の交渉、ステートメント作成、当日の運営スタッフ集めを「泥縄」状態でやり切り今日を迎えた。前日に反貧困ネットワークや連携する困窮者支援団体や自治体議員の皆さんに当日の役割表を送付、なんと滅茶ぶりなのに40人以上も運営スタッフとして奮闘頂きました。感謝!大雨で目標の1万人は達成できず、素人の乱の「のんべえ号」も出陣できなかったが、解放区のような元気なデモに3500名ほどの仲間が集まりました。私たちが言いたいことは,ただ一つ「仲間を殺すな!」
●集会の冒頭に主催団体のステートメントとして以下のような発言をさせてもらいました。
「4月28日、衆院法務委員会で、与野党4党の賛成で可決された。可決されて以降、私たちが関わる在留資格のない仲間たちの表情が固くなり、強烈な不安に追い込まれていす。友人Mさんのインタビューがテレビで放映された。「無理やり強制送還するなら、その場で私自身自殺する」彼は既に難民申請が3回却下されていて強制送還の可能性が否定できない。難民申請の方を支援されて、しかし病気、母国に帰るなら日本の刑務所の方がマシ!の難民女性。難民移民支援のイベントでいつも美味しいお茶を提供してくれるDさんは泣いていました。「どうしても日本にいたいわけでなく、母国に帰ったら命の危険がある。せめて別の国にいける選択肢をください。強制送還の場合、母国に帰すしかない入管制度となっているのです。」入管に呼ばれる時は現在でも二週間眠れない日が続く。入管収容時の拷問の記憶と強制送還が言い渡され、そのまま入管が用意したチケットで飛行機に乗せられる恐怖、こんなことを言わせて、良いのでしょうか、人間の命を脅かす社会、人権をおろそかにする社会、夢や希望を踏みにじる社会、人間として存在を認めない。このことは私たちの人権にもかえってくるのです。
送還忌避者は入管の言い分だと4300人!働くことも、社会保障もなく、民間の市民団体が支援してきた。集会に国会議員も来ているが、入管法改悪は人権侵害、到底容認できない、5月9日に衆院本会議で入管法改悪ゴリ押し、12日に参院であり、政府は5月末に参院ゴリ押し成立を意図している、参院議員も来ているが、共に闘ってほしい、2021年の何倍もの市民の声が必要だと本日の集会を企画した。会期末まで粘り廃案にしないとダメ、。阻止するのは大衆運動の力(社会的世論の力)メディアを動かすのは世論の力!政治を動かすのは世論の力!私たちが言いたいことは,ただ一つ「仲間を殺すな!」
●デモの長い長い隊列は、高円寺から阿佐ヶ谷までつづいた。
与党は5月末までに参議院採決。法案成立を狙っているという。
法務委員会開催日には連日シットインが取り組まれ、12日(金)夜は国会正門前で再び大集会を開催する。
●深夜に実行委員会のLINEグループで「廃案にする為には畳みかけた方がいいよね、もう一度やろうか」と呟く声、本当か~「のんべえ号」の参戦宣言らしい、雨じゃない日に1万人以上集めるか、無茶苦茶だけど論議が始まるようだ。杉並でやるにしても別の場所でやるにしても「廃案を決断させるまでみんなでギャンギャン騒ごう。声を上げ続けよう」入管法改悪を策動する諸君、観念せよ!人の命をなめんなよ!