昨日から困窮状態にある方からのSOSが続いている。福祉事務所から酷い対応を受けた。ペットを処分しないと生活保護は受けれない。こんなSOSばかり1日中続いた。夜はシェルター入居者のトラブル対応に駆けつける。入管法改定案の審議も山場に入っているのに、急に身動きがとれない。歯がゆい。
●合間の時間や夜にも出来ることを考える、法案に反対する野党の結束は心強い。でも衆議院で法案に賛成した政党に働きかけを同時に強めないといけないと思った。困窮者自立支援や外国人参政権に尽力してきた公明党議員、私自身が取り組んできた原発避難者支援や困窮者支援を応援してくれていた国民民主党の議員、私が知っているこの議員たちは何故、、難民認定申請中でも強制送還を可能として命を奪う入管法改悪に賛成できるのか理解できない。夜遅くなったが、法案に賛成の立場にある政党の国会議員に電話した。40分くらい話を聴いてくれた。
私たちが出会ってきた仮放免の仲間たちの「日本に来た理由」「帰れない理由」「支援者に頼るしかない生活」「現在の恐怖に怯える心情」を話した。人権派であるはずの電話越しの議員が「多くの申請者が犯罪を犯している」「保護しなければならない人を確実に保護するためだ」と繰り返したからだ。あまりにも実情を知らない。だから法案を採決する前に当事者の話に耳を傾けてほしいと訴えた。「早く自分の国に帰ってください。帰らないなら、いつかあなたが学校にいる時、皆の前で連れて帰ります」昨日の野党ヒアリングでの高校生の訴えを法案に賛成する政党の議員にも聞いてほしい。明日も連絡がとれる賛成政党の議員に困窮者支援の合間に連絡をいれる。「当事者の声を直接聞いてください。」「仲間を殺さないでください。」