●日本に逃げてきた仲間を見殺し、無実の隣人に死刑執行ボタンを間接的に押す「入管法改悪法案 」仲間を殺さないでほしい!この叫びを無視、ウィシュマさんの家族の目の前で、強行採決された。難民なんていないと恣意的で偏った難民審査、送還忌避者を犯罪者(予備軍)が多いとでっち上げ、人権より国益(治安)と叫び、子どもの在留資格を取引材料に使い、ウシュマさんの反省どころか、大阪出入国在留管理局で酒に酔って収容者を診察していた医師の問題を隠していた。立法事実を根本的に覆す事実がどんどん明らかに。大臣は国会で口を閉ざした。審議に耐えないと踏んだからこそ採決を急いだ。事実はねじ曲げたままで!強行採決した自民・公明・維新・国民民主のことは今後も絶対に許さない、人権なんて二度と語るな!
●今日はミョー君が怒り泣き続けていた。今や家族のようなミョーー君、反貧困ネットワークで働く息子のようなミョー君「「無理やり強制送還するなら、その場で私自身自殺する」その言葉を聞いて以降、「仲間を殺すな」私も叫び続け、デモや集会を呼びかけまくり、ミョー君と歩いてきた。でも廃案にできなかった。ごめんなさい。でもね、ミョー君の怒りと哀しみ、そして笑顔と優しさで羨むほどの仲間がいるよ。だから心配しないでほしい。私がぎっくり腰で動けなかった時に家まで来てくれて病院に連れていってくれたよね。ミョー君は反貧困ネットワークでのはじめての給料日の日、安月給なのに同僚たちにピザを買って届けてくれたよね、優しいミョー君!
絶対に絶対に守り抜くからさ。
反貧困ネットワークで働くミョー君と一緒にやりたい事、シェルターの仲間や様々な形で支援している仮放免の仲間が「いつ収容されるか判らない」眠れずに恐怖状態に置かれている状態になっている。一緒に一緒に励ましにいこう。楽しいことをたくさん企画しよう。キッチンカーを走らせよう!仲間を守るために繋いだ手を離さない。もっともっと手を繋ぎにいこう。法施行まで時間がある。反対運動で共に頑張ってくれた多くの仲間たちと入管法を潰すためにデモや集会をこれからも続けよう。奴らを通すな!僕らはいつまでもいつまでも仲間だ。家族なんだ。一緒に歩いていこう。誰も殺されることのないように!
●Facebookで友人の渡辺一枝さんが崔江以子さんのスピーチを書き起こしてくれた。
在日コリアンの歴史を話し、ミョー君やニューカマーと呼ばれる難民の人たちは自分たち在日コリアンを「先輩」と呼んで、色々な相談や悩み事を打ちあけ慕ってくれていると言い、そして言葉を続けた。
「ミョー君、嫌なことや辛いことばっかりで夜も眠れない毎日が続いているね。でもね、ミョー君、日本にはね、四季があって春には花が咲いて空が霞んだようになるんだよ。綺麗だよ。夏にはね、花火が夜空いっぱいに広がって、綺麗だよ。ミョー君、秋にはね、今私たちの頭の上にあるこの緑のイチョウの葉が黄金色に色づいて、緑のモミジの葉は紅くなって、それはそれは綺麗なんだよ。ミョー君、冬にはね、雪がしんしん、しんしんと音もなく降って静かでとても美しいんだよ。日本はこんなにきれいな国なんだよ。ここでミョー君も安寧に暮らしたいんだよね。
私は、誰もが安寧に暮らせることを望んでいます。川崎では「差別のない人権尊重のまちづくり条例」が制定されました。それでも差別はありますが、以前よりは少しずつ少しずつ変わってきたのです。日本のどこにいても、誰もが安寧に暮らしていける日が来ることを願っています」