入管法改悪案が参議院本会議で可決、成立した。今日は朝から3年前からサポートしている相談者の緊急案件で某福祉事務所でのケースワーカー面談、終了後に急いで議員会館前に向かった。
雨にもかかわらず、今日も多くの人々が国会前シットインに集まり、抗議の声をあげていた。
●ミョー君の日本のお父さんとしても今日は元気になっているだろうか心配の日々が当面続く。できるだけ傍にいたいと思っている。ミョー君は元気だった。今日は二回目の反貧困ネットワークの給料日、参加者の皆さんにお礼として給料で買ったお菓子を配っていた。ミョー君は言った。「昨日は本当に落ち込んだ。だけどみなさんと一緒にいて、夢をもっとすすめるべきだと思った。先輩たちが私の名前をミョーくんミョーくんと呼んでくれた。背中を押してくれた感じがした。こんなこと人生で一度もなかった。」
安田菜津紀さん「在日コリアンに向けられてきた治安維持や排除の方針が、いま他の人々にも向けられ、法制化されようとしている。これを差別とよばずして何でしょうか。」
既に入管の権限強化がはじまっているとの情報があちこちから届いている。再収容や強制送還が強まっていないか、市民の側の監視が必要だ。
今日からもやらければいけない事がたくさんあるんだ。仮放免の仲間、入管の中の仲間、送還の恐怖に苦しむ当事者の仲間たちといま以上に手を繋ぎ、共に励まし合って生きていくこと。そして、成立した法案が施行されるまでにある期間、嘘と欺瞞に満ちた実態と入管庁の暴力を許さない市民の監視、廃案と「難民保護法」など真の法改正を求めていこう。デモも続けていこう。
●事務所に戻り、困窮状態にある女性からのSOSに現地に向かい、大急ぎで地元練馬駅での「入管法改悪反対毎日スタンディング練馬」にぎりぎり最後の参加、17日も仲間たちが立ち続け、今日で毎日のスタンディングはいったん終了、呼びかけてくれた長谷川さんや毎日立ち続けてくれた皆さんにご挨拶、一度もみんなで自己紹介しあった事もないので「名前を知らない大切な仲間たち」がたくさんできた。これからも路上の民主主義の体現と、地域でのささえあうネットワークづくりを進めていきましょう。
明日は地元練馬「けやきの森の季楽堂」夜パンB&Bカフェの日に『難民移民フェス』チームが参加します。