今晩22時の段階でも新型コロナ災害緊急アクションの相談チームはフル稼働で駆けつけ支援、八王子の公園からは陣内さん、足立の公園からは小椋さん、松戸では阪上さん、練馬区内では瀬戸が対応に入る。全員が20代からのSOS、今回の爆発的感染、コロナ感染の長期化で、多くの若者たちがボロボロにされ朽ち果てている。政府の無策と無責任な対応は弱き若者たちの悲痛な叫びを死に至らせる。もう自助も共助も限界だ。

今日は東関道を走り抜けて千葉方面で特別任務、千葉県に出発前に、衝撃的な知らせが届いた。一昨日に西武新宿駅に駆けつけた神奈川県出身の元保育士の20代の女性Nさん、反貧困ささえあい神奈川の杉浦さんが、ワンルームマンションを先に用意して生活保護制度を上手に活用して住まいを確保、杉浦さんのネットワークで保育士の就職先も準備、今日に神奈川に移動して会うはずだったのに、Nさん昨晩に駅の階段で後ろの男性に突き落とされて足が腫れ上がり歩けないとの連絡、聞いてみると保険証を喪失しているとの事、私の方では急ぎに急いで宿泊しているカプセルホテルの至近距離の整形外科に電話交渉、「Nさん、保険証なくお金もない。夕方に実費を払いにいくので昼までに診療してあげてほしい。私は反貧困ネットワーク事務局の瀬戸です。」病院の主治医さんは「良いですよ。早くきてください。」Nさんは午前の診療に間に合った。診断結果は「剥離骨折」17時30分の終了時間ギリギリに病院に着いて医療費を払い、松葉杖姿のNさんを連れて、階段なしのビジネスホテルに移動、日曜日に神奈川県に移送する事とした。波瀾万丈!

次のSOSは上野駅、待っていたのは50代の男性Oさんだった。飲食店に社員で働いていたが雇い止め、福祉制度をよく知らずに、福祉事務所に相談にいったら悪名高い、自立支援施設S寮に入所させられた。コロナ感染の最中で二段ベッド、1日400円の支給で仕事探し、多くの入居者が失踪している。Oさんも失踪した。その後に鶯谷駅で彷徨っていた時に手配師に声をかけられた。「家と仕事があるので来ないか」連れていかれたのは山中の飯場、必死の思いで逃げ出して2日目にSOSをくれた。三多摩地域で生活保護を利用したい。アパート暮らしをしながら自立していきたい。さっそく緊急アクションに参加している支援団体が受け入れてくれる事になった。土曜日に面談する事になった。

次のSOSは西武新宿線の練馬区内の**駅、20代の男性 家も仕事もない。来週一緒に生活保護申請に同行する。

22時を過ぎているのに、八王子の公園と足立区荒川河川敷の公園からSOSが来ている。所持金がなく公園に彷徨っている。八王子の21歳の青年は最後の小銭で公衆電話、地元の支援者に連絡がつかない。やっといつも奔走してくれている陣内さんと連絡がとれた。もう少しで音信不通になるところだった。駆けつけてくれて親の元に帰れる交通費と今日の宿泊費が渡せた。足立区も23時過ぎに小椋区議が駆けつけてくれた。YouTubeでNEWS23の映像をみて、ネットで検索して緊急アクションにメールをくれた。野戦病院状態も限界、もうベッドがない。23時過ぎに帰宅、今日に駆けつける事ができなかった3名の相談者にメールをいれる。「明日会えますか。」明日も野戦病院状態になる。