パルシステム生活協同組合連合会初代理事長の下山 保さんの「「飢えと子どもドロボー団」― 満州引き揚げからパルシステム連帯までの半生記」出版記念会に参加し第二部のトークセッション3「協同組合の貧困・平和・国際活動」のパネラーとして参加させて頂きました。会場には私が生協入協時の極度の貧困状態の時に支えてくれた当時の理事長であった中村洋子さんが来られていて感激でした。当時のけんぽくは新左翼某派の介入で滅茶苦茶状態、中村さんはただの市民の生協に取り戻すために孤軍奮闘していたのです。

セッションの進行はパルシステム東京の元理事長の野々山さん、下山さんと鎌田慧さんと一緒でした。下山さんは私が神奈川のけんぽく生協から連合会に移籍した時の理事長でした。個配事業拡大での配送委託問題など対立する事も多かったのですが主張が異なる人間を拒否せず論議しながら前進させていく天才でした。「多様性の共存」を組織内外で実践して連帯事業をダイナミックに進めてきました。退任後に驚いたことは福島原発事故後に「経産省テント」を作り座り込みを続け反戦・反原発運動に注力しました。下山さんが「異端派生協の逆襲ー生協は格差社会の共犯者か」を出版、パルシステムは反貧困生協を作るべきだと主張してきました。私がパネラーに呼ばれたのはその理由からでしょう。

私は下記の内容で話しました。

パルシステムの時は、非正規雇用で住まいも確保できずネットカフェに漂流する若者たちが4000人も都内にいる事も知らなかった。孤立と孤独で「生きていてもしょうがない」パルシステムは後方支援だけなく連帯しながら現場をもったらいい。(事務所を活用した居場所ならできる)何が必要か優先順位が見えてくる。非正規労働の問題 生協に内在する賃金格差、精神疾患で福祉からとりこぼされる多くの女性たち、ロッジデールは「住宅協同組合」を掲げた。小さな支援団体が個室シェルターを運営し非正規滞在の外国人含め「家なき人々を支える」本当は生協がやってほしい。コープこうべは尼崎の市営住宅で105世帯の住居をコミュニティ機能含め「家なき人々を支える」連帯経済➡公共政策の中で生協やNPOが担うソウル市の実践、オーガニック給食を4つの生協の連帯事業で産直先からセットセンターに集め届ける。実践事例はある。

外国人政策➡誰が農産物つくっているか 差別排除から共生を!

パルシステムと連帯して「反貧困協同組合」をつくりたい。

この記事を書いた人

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瀬戸大作

1962年生まれ。反貧困ネットワークの事務局長。昨年、新型コロナ災害緊急アクションを設立。原発事故避難者相談支援の「避難の協同センター」も設立し事務局長を担う。