❶午前は複数の福祉事務所のケースワーカーとの実務折衝、金曜日夜にSOSで駆けつけた相談者の「生保廃止手続き」交渉をN福祉とおこなう。貧困ビジネスホテルの無料低額宿泊所の劣悪さゆえに失踪、9月の生保費を支給したのだから廃止を現在は認められないとの立場に固執するケースワーカー、そもそも無低の施設料をでピンハネされて、生保費受給当日に手元に残るお金は1万円程度、1万円だけで必死に逃げるしかない。野宿するしかなかった相談者を機械的に無料低額宿泊所に放り込んだ福祉事務所の責任は重い。結果的に「廃止」は決定、明後日に別の福祉事務所で生保申請同行、二度と無低暮らしはさせない。

❷午後はいつもタフなT東区福祉事務所に向かう。新宿の脱法ドミトリーからの脱出を手伝い、反貧困ネットワークのシェルターの一時滞在を経由して、T東区福祉事務所で生保申請受理、女性なので東京都保健福祉局の「宿所提供施設」で転宅支援含む自立支援をお願いしたのに、3カ月の期限内に充分な支援を受けれず、期限を過ぎたから退去して、女性専用の無料低額宿泊所に入所させようとする。今日は相談者本人を連れて、私の方で全てアパート探しを速攻でやる!と通告、40分程度でケースワーカーとの面談を終えて、生活保護利用者に優しい不動産屋さんに向かい、明日には内見と入居申し込みをおこなうまで準備完了!福祉事務所と宿低は今まで、何をしてきたんだ。丸投げ体質にここでも唖然とする。

➌綾瀬駅近くの不動産屋さんから台東区役所に戻り、日本共産党区議団の秋間洋区議と伊藤のぶ子区議と打ち合わせ、先日もあじいるの中村さんと荒川さん、つくろい東京ファンドの稲葉さんと困窮者、野宿者のコロナ感染対策、ワクチン接種について対策協議をおこなってくれている。今日は城東エリア5区の共通ともいえる「ローカルルール違法運用」について共産党区議団の横断的体制で一緒に改善に取り組んでいきたいとの内容、緊急アクションで共に活動している小椋足立区議(立民)が中心に「コロナ災害対策自治体議員の会」主催で「23区・城東地域の福祉事務所の窓口対応の問題と、自治体議員に求める施策ZOOM研修会」に共産党区議団も参加頂き連携体制をつくる事を確認しました。

❹夜は事務所に戻り、反貧困ネットワーク実務者会議、会議中に品川区内よりSOS、今日も20代の青年、シングルマザーだった母は2年前に亡くなり、独りぼっち、誠実な青年何回も何回も感謝される。「住む場所を失いそれと同時に友人の紹介で働いていた日雇いバイトも続けられなくなり3週間ほど前からネットカフェで寝泊まりしながら仕事を探していましたが結局見つからず所持金もほぼなくなりここ数日は公園などで野宿しています。20代の健康的な私でも生活保護は申請できるのでしょうか?」もう独りじゃない。これからは焦らずに自分名義のアパートを探してゆっくりやればいいさ!木曜に生保申請同行する。