❶今日は祝日なはずなのに朝から「助けてほしい」と2件の電話が鳴る。電話での相談対応をこなして、昼は職場のパルシステムで今後の食糧支援や居住支援の連携協議をおこなう。パルシステムの日常支援体制に感謝するしかない。

❷午後から久し振りの「避難の協同センター運営委員会」コロナ感染拡大が始まった昨年3月以降から福島現地への往来もできず、避難者の皆さんとの対面機会も減少して活動を停滞させてしまった。原発事故から10年、原発事故被害者の困難は更に深刻化している。避難の協同センターの存続は確認、今までの活動をただ継続させるのでなく、避難者・被害者の皆さんの更なる主体運動を後方からどのように支えていくか、運動の再構築が求められる。風化させてはいけない。問題は何も解決していない。

➌経済的困窮と住居の「香害」被害に苦しんでいる千葉県からの相談者が来訪、千葉担当の阪上さんと面談、反貧困ささえあい千葉のネットワーク力で郊外で安心できる居住の支援と生活保護の申請同行で伴走していく事を確認した。

❹今日も19時過ぎから3件のSOS対応、さすがに時間的に間に合わないので、所持金ゼロ円の大森の30代の青年への駆けつけは阪上さんが向かってくれた。私は所持金500円で今晩から野宿の30代の女性が待つ新宿と、戸山公園で所持金ゼロ円で野宿している30代の男性の駆けつけ支援、いずれも生活保護への嫌悪感が強い。女性は今週中に派遣の合格を待ってダメだったら生活保護に同行してほしい。男性は明日にチャレンジネットの一時利用住宅を申し込みにいく。私たちに祝日はない。「底抜け社会は続く」