❶先週に阿佐ヶ谷からのSOSでお会いした、フリーランスライターの女性CさんからのSOS、コロナで8月、9月と仕事が激減、住んでいた居所もなくなりひとりで杉並区高円寺福祉事務所生保申請手続きへ行くと、今日から施設へいけ。場所は都外、施設入所しないと申請はできないと言われた。TVなどの報道で知っていたので不安があったことと、次の日仕事が入っている旨を伝えても、とにかくいますぐ施設に入らないと申請はできないと一点張り、結局申請できなかった。高円寺福祉は昨年も違法な対応を繰り返し、厳重な抗議をおこなった。★今日は宿泊しているビジネスホテルに迎えにいって車に荷物を積んで、お隣のM野市の福祉事務所で生保申請同行、日曜日に市長選を控えて慌ただしい。現市長はリベラル女性市長、タフな交渉ではないと思っていたのだが、、担当した女性相談員は「M野市でも無料低額宿泊所に入所頂く事が基本なんです。家計管理や独り暮らしができるか無低の支援員に評価頂いてアパート自立の判断をします。」ローカルルールマニュアルをただ繰り返す。Cさんの書いてきた記事を事前に読まさせて頂いていて、コロナの影響がCさんが追いかけてきた業界に直撃しただけだ。相談員は無低の施設基準、集団生活ルールをきっちり確認もせずに、同じ話ばかり繰り返す。結局はビジネスホテル一時宿泊を獲得できたが、独りで申請したら高円寺と同じ事態になった。Cさんはこの間の経験を記事にして発表すると言った。さっさと一緒にアパート探していこう。ぜひ新市長にこの実状を知ってもらおう。

❷Cさんを都内のビジネスホテルに連れていく。スーツケース2個と大きな段ボールに積んで、、代々木公園からの20代の青年の面談をおこない、来週に生保申請同行する。

❸事務所に戻り、コロナ災害対策自治体議員の会 zoom研修会「東京23区の福祉事務所の窓口対応の問題と自治体議員に求める施策」で講演、この間の都内の福祉事務所の違法対応を全て福祉事務所名を公表して問題点を説明、自治体議員との連携を求めた。

★チャレンジネットの一時利用住宅のホテル提供の動向についても伺ったところ、緊急事態宣言も蔓延防止も無い場合はホテルは終了せざるを得ないという。既にホテル利用している方については、移行先を探す期間として10月14日(木)朝チェックアウトまで延長とのこと、生活保護申請受理当日のビジネスホテルも、ホテル需要回復の方向で宿泊できるホテルが大幅縮小される可能性が高く、無料低額宿泊所、自立支援センターの入所しか選択肢がなくなります。都営団地や空き家住宅の活用も進めて頂かないと、、炊き出しでも過去最多の人数で、困窮度合いは深まっている。厳しい状況になる。連携を深めたい。自治体議員には以下の事を求めた。1.自治体議員版 生活保護実態調査 2.相談件数→申請件数→保護決定件数3.居所のない申請受理者の一時居宅保護先 4.無料低額宿泊所、自立支援施設との連携内容ケースワーカー現地訪問頻度とアパート転宅などの自立実績、無低提供先と件数 5.法外貸付基準 6.扶養照会実施率と援助率 7.アパート入居などの支援策の実施有無と一時生活支援事業など連携先 8、相談員、CWの配置基準

❹講演会終了後の21時過ぎに板橋区内のアパートで待っている20代の相談者に会いにいく。働く業界がコロナ直撃で仕事がなくなり家賃未納状態、まだ間に合う。週末に一緒に生保申請同行、現在のアパート退去は回避できる。間に合って良かった。相談者は眠れない日々が続いていた。本当にホッとしていた。