❶嬉しいNEWSが届いた。世田谷区北沢事務所で、居所がない状態で、生活保護を申請した場合、最初から渋谷寮か無料低額宿泊所に入所する事が条件のようなペーパーを渡される運用が常態化、仕事がなく居所がない現在地保護は、ビジネスホテルを提供していない。「所在が判らなくらなくなっても判らない」理由でドヤは認められず、無料低額宿泊所の施設入所を強要している件、この情報を聞いた立憲民主党区議の桜井純子さんが昨日の決算特別委員会で質問、問題の相談シートは改善したという答弁を引き出しました。相談シートの、渋谷寮、無料低額宿泊所、自立支援センターという選択肢はなくなり、相談したいことのところに「住むところ」という選択肢のみになったとの事、リベラル区長の保坂さんの地元です。とりあえず本当に良かったです。桜井さん 本当に感謝です。
❷昨晩に来たSOS、PARC自由講座の講演があり駆けつける事ができなかった。所持金ゼロ円の30代の男性Cさん、「今日までなんとか生きてきたのですが所持金が尽きてしまいどうすることもできなくなってしまいました。最近死んでしまったほうが楽なのではないかと考えるようになり、最後に相談してみようとご連絡させていただきました。こんな私でも助けていただけるのでしょうか。本当にすみません。離婚して別れた子供たちも地方におりできることなら立ち直りたいです。」一晩、野宿させてしまい申し訳なかった。今日のお昼前に待ち合わせ場所の浅草に駆けつけた。お腹が空き過ぎていてフラフラしていた。面談する前に、待ち合わせ場所のコンビニに飛び込み、食糧を買って食べてもらった。Cさんは泣きながら食べ続けた。元システムエンジニアの方だった。東北地方から東京に転勤してきて、寮生活、8月に仕事を辞めて寮から追い出された。午後から彼が8月まで住んでいた地域の福祉事務所で生保申請同行が予定されていた。ダブル申請になるが、Cさんの憔悴状況を考えて、今晩から安心できるビジネスホテルで久し振りのベッドで寝かせてあげたい。1時間後には都内NO1の対応をおこなう福祉事務所での生保申請同行でスピード受理、担当ケースワーカーは同僚ケースワーカーが「彼のようになりたい」と尊敬される方、今晩はぐっすり眠ってください。一方で同行するはずの相談者は表れずじまい。女性だった。女性のすっぽかし事例は殆ど経験がない。待っていてくれた女性相談員も心配している。いまどこにいるのだろうか。
➌福祉事務所から戸山公園からのSOSに向かった。メールではなくて電話でのSOS、私と同じ年の50代の男性Tさん、東京ではカプセルやネカフェで8年間暮らしてきた。清掃や派遣の仕事を雇い止め、杉並高円寺福祉事務所で生保相談したら追い返された。「あなたは働けるのだから」また高円寺だ。毎週のように高円寺での追い返しや無低強要(無低入所しないと生保受理しない)事例を聞く。Tさんは私に聞いた。「こんな私でも生活保護申請して合格できますか」生活保護は権利で苦しい時は誰でも利用できる制度なのに!高円寺福祉事務所の人権侵害、「福祉事務所が人を殺す」絶対に許してはいけない。
❹夜は東京都議会議事堂内の日本共産党控室を訪問、足立区選出の斎藤まりこ都議が呼びかけ7名の都議会議員と懇談、都内の福祉事務所の対応格差、無料低額宿泊所の強要実態、国土交通省3月25日付事務連絡「住まいに困窮する者の自立支援のための公営住宅の使用について」が東京都では運用されていない事などを課題に報告、都内の福祉事務所の対応格差、追い返し、無料低額宿泊所の強要実態は、福祉事務所がやりたい放題になっていて東京都保健福祉局は積極的に介入しようとしない。コロナ感染によるビジネスホテルもいつか終了して福祉事務所は無低を更にすすめる事を東京都は容認している。無低の利用経験者、生存権が奪われている外国人の面談ヒアリングなどもおこない、選挙後に連携行動をおこなう。丁寧な実態調査も連携して取り組めればと思う。「福祉事務所が人を殺す」これ以上繰り返せない。