❶kさんからから自ら精米してくれたお米30キロが台東区のシェルターに届きました。福島県浪江町に住み長年福祉の仕事をされていたKさんはは、2011年3月11日の東電の福島第一原発事故によって、被ばくと避難を強いられ、現在も兵庫県で避難生活を余儀なくされています。みずえさんの家のある地域は、強い汚染のため、今も帰還困難区域です。以前から私たちの困窮者支援に関心と連帯と心配を頂いていました。kさんとは2019年12月に一緒した韓国春川での平和フォーラム以降、会えていません。シェルターには6名の生存権を奪われ、働く事や医療も受けれない外国籍の6名の友人含む11名が住んでいます。袋分けはバビーさんが担ってくれました。仮放免のために写真が掲載できない事は残念です。みずえさんが東京に来られた時は、世界の手作り料理でシェルターに案内してお礼したいと思います。原発事故被害者と生存権を奪われ続けている外国人が繋がる。Kさん本当にありがとう。

❷今日午前の生保申請同行、複雑な事情がある20代の男性、隠す事をせずに話をしてくれた。何とかホテルを確保してアパート転宅に繋げる。ターミナル駅がある**福祉事務所の4つの相談部屋は満員状態、相談員さんに聞くと昨日も満員だったようです。緊急事態宣言が解除されて街は日常を取り戻したように見えますが、1年半もコロナ災害が続いた事で「底が抜けた」ように困窮状態におかれた人々は更にボロボロにされています。相談部屋に呼ばれる40分間の間に、2人が生保申請に来られて順番待ちです。1人での生保申請です。1人だからといって施設入所強要する事なく丁寧な対応をお願いしますね。

➌午後は湾岸エリアの福祉事務所に移動して以前に生保申請同行したKさんと一緒に福祉事務所を訪問、今日は保護費の受給日です。保護費は生活福祉課の窓口で受け取りのでなく、別階の大会議室、ケースワーカー毎の受付ブースがあります。受給者の数の多さにビックリ仰天です。Kさんはゴミ屋敷状態の部屋は大幅に改善されました。次の課題は家計管理、ケースワーカーさんとも連携してアパート暮らしができるよう引き続き伴走します。

❹明日の祝日は、反貧困ネットワーク事務局は大忙しです。私と女性スタッフのAさんは「わかちあい練馬相談会」の生活相談、原さんと佐々木さんはイグナチオ教会での「外国人医療相談会」全員が集結しています。イグナチオ教会に置いてある明日の食糧を積んで、四谷駅で待ち合わせした相談者の対応を終えて、明日に備えます。