反貧困ネットワーク事務局はイグナチオ教会での「外国人を対象とした医療相談会」と練馬駅前の平成つつじ公園での「わかちあい練馬「食品配布・相談会」に手分けして生活相談を主に担う。共にパルシステムからの食糧支援の連携をおこなった。

★「外国人を対象とした医療相談会」は定員60名の企画に関わらず140名が参加、昨年11月に川口駅前で開催したクルドを知る会と連携した「「外国人生活相談会」年末年始と5月に開催した「大人食堂」常に120~150世帯が参加していた。今回の参加人数をみても深刻度は変わらない。いやコロナ災害1年半が経過して、更に困窮と健康状態が悪化したと相談に来るケースも多い。在留資格が与えられず公的医療が受けられない。最低限の生活も保障されないのは生存権の基本も奪われている。アミーゴスの長澤事務局長が言うように、「入管は、在留資格がなくても病気になったら速やかに在留特別許可を出し、健康保険や生活保護などを使える仕組みに改善してほしい。」衆議院選挙の結果を見ると非常に厳しいが、地道に「共助」を続けながら、あきらめずに政策要求を続けるしかない。ともに生きる。でなければともに死んでしまう

★「わかちあい練馬「食品配布・相談会」には、食料を求めて来た人は225人だった。私は別途に設けられた隣接するココネリ研修室での「生活相談コーナー」に張り付き状態、開始時に食品配布に並んでいる列を見て深刻さが伝わる。子ども連れのシングルマザーや20代の若者たちが多く並んでいる。他の支援団体の食品配布でも同様だが、生活保護を利用していても削減され続けてきた保護費では暮らしが厳しかったり、福祉事務所に厳しい対応をされて「生活保護だけは利用したくない」都内各地の配布会を歩いて回り、生命を繋いでいるか、、やっぱり「わかちあいの福祉」が機能していない。生活相談室に来られた相談者は8名、涙を流しながらの相談、その場だけの相談で終わらない。今日から伴走を開始している。イグナチオ教会での医療相談会から電話があり深刻な生活相談に練馬に駆けつけてくれた外国人家族、14時の終了時間に間に合う事ができず、近くの餃子食堂で面談、今日から伴走を開始している。