❶第8回生活困窮者自立支援全国研究交流大会「パンデミック下の狭間、孤立、困窮問題と制度(支援)が向き合う課題」に朝から夕方まで参加、全体会1後半シンポジウムのパネラーとして参加させて頂きました。就労支援、オンラインツールの活用、居住支援との新たな連携などがテーマ、以前から全国大会に参加していましたが、コロナ災害における支援現場の苦悩で、内容は危機感で充満していた。特に自治体の自立支援相談窓口では外国籍の方からの相談が急増している事から支援施策の必要性が提起されていた事です。
★私の報告テーマは「駆けつけ支援の現場から」漠然としたテーマで悩みましたが、駆けつけ支援に寄せられる相談者が20代~30代が大半であり、困窮状態にある対象世代が、コロナ禍以前には想定していなかった状況にあり、自立支援制度の取り組みにおける相談と給付の必要性、居住支援に関連する家賃補助や入居費用補助の必要性が共通認識になり始めている事には期待が持てる討論でした。生活保護申請同行での福祉事務所間格差、無料低額宿泊所入所強要問題、公的支援が受けれない外国人問題などを報告、特に一時生活支援制度における居住支援や空き家などの居住支援協議会との連携が生保申請現場から見えてこない現状の改善が早急である事を提起しました。参加頂いた640名の皆さんの多くが自治体の支援現場の方々、できればリアルで多くの皆さんと直接お会いできれば良かったと思う。
❷一時期、減少気味だったSOSが再び急増しています。午後から都内区部から4件も立て続けにSOSが来た。亀戸→新宿2件→渋谷の順で車を走らせる。終了は21時30分、今日も20代が2件と30代1件、コロナ感染が収まっても仕事がなく現段階でも路上に追い込まれている。来週も生活保護申請同行で予定が埋まっている。18歳以下の給付だけで本当に良いのか、早くしないと「もう耐えられない」と無言の叫びをあげる人々が棄民化されてしまう。