●12月30日から「年越し大人食堂2022」「コロナ被害相談村」の相談会に計5回に渡って相談員として参画、今日でとりあえず終了、明日から4日間で10名の生活保護申請同行とその後のアパート入居支援活動や「孤立させない」フォロー活動が始まる。年末年始の連続相談会は終わったが、これからが始まりとなる。今日の8件の生保申請案件は自治体議員が手分けして申請同行してくれる事になった。今回の年末年始は多くの自治体議員や都議会議員との連携が更に深まった。2022年は相談者の困難を地域でささえあう事、福祉事務所の対応改善含めて一緒に現状を変えていきたい。

●今日1/3の「年越し大人食堂2021」には407人が参加、私たちが担当した生活相談には49名(男性32名女性17名)生活保護申請同行確定件数8名予約3名計11名、医療相談が89名と多かった事が特徴、長期に渡る困窮状況の中で多くの相談者が体調不良を訴えっていました。大人食堂は計2回で685名、コロナ被害相談村でも計2回で468名、困窮状態にある1153名の方々が食料配布に並んだ。TENOHASHI、新宿ごはんプラスを加えると延べ2,000名以上となる。コロナ感染拡大から二年近くが経過したが、コロナ禍以前からの貧困格差が放置され、感染拡大以降も貧困は更に拡大している。これが2022年年末年始の日本の現実。

●今日は全ての福祉事務所が閉まっていてTOKYOチャレンジネットの緊急宿泊一時支援も実施されていないなかでの相談会開催だった。居所がない人をこれ以上野宿させない為の宿泊場所の確保、食糧の提供など全てが民間の支援団体の資金を捻出して命を繋ぐ。これって間違えていないかと思う。元旦から今日まで生活保護の申請ができない。全国的に統一された運用だった。食料支援や炊き出しが実施された場所は一部なんだ。日本の大半の地で居所もなく、所持金もなく、寒さに凍りつきながら「助けを求める場所」がなかった。この国は年末年始、「このままでは死んでしまう」人が多くでる事を知りながら放置した事を絶対に忘れてはいけない。