❶午前は、女性のCさんと一緒に三回目の福祉事務所訪問同行、オミクロン株と同様の症状で38.7度の発熱、所持金が100円の状態で自宅療養するしかなく、保健所からの食料配達が大幅に遅れた。福祉事務所に生活保護の相談しても「治ってから来てほしい」反貧困ネットワークが駆けつけて食料支援をおこない命を繋いだ。同行を続けている理由は、あまりに酷いレベルのケースワーカーの横柄な対応。にパジャマみたいな格好で制度の説明もしないで誓約書のサインだけ求める。Cさんが抗議してもヘラヘラ笑う。そんな訳だから私たちの求めで相談係長が対応。生保について電話で相談した日時に遡り、生保の保護決定日にして保護費も給付が開始されている。今日は今後の対応を協議した。Cさんは言いました。「困窮して惨めな気持ちの時にパジャマみたいな格好の人が出てくるの、しんどいです。自分が更に惨めになると思います。仕事をする時は最低限の礼節がいると思います。対人相談で困っている人に対峙する人である自覚して欲しいです。」

❷午後の事務所での相談者訪問に備えて以前から行きたかった北区浮間にある「しげんCafeわくわく」に向かう。企業組合あうんの若畑さんがスタッフで迎えてくれました。運営するのはNPO法人わくわくかん、浮間4丁目交差点の高架下にあり、半分はカフェ、もう半分はリサイクルショップになっています。しげんカフェカフェとは、資源回収・買い取りを組み合わせ、地域交流の拠点を形成するとともに、働く場を創り出していこうという取り組み、いらなくなったモノをリサイクルショップに持ってくることで、「しげんポイント」がもらえます。「しげんポイント」を使って、カフェで珈琲を飲んだり食事ができる。リサイクルショップでの買い物もできる。就労困難者を積極的に雇用する社会的企業「ソーシャルファーム」として、東京都の条例に基づく予備認証を受けた。しげんカフェは愛知県でわっぱの会(共同連)などが取り組み始めた非営利のフランチャイズで、カフェと資源回収・買取りを組み合わせ、地域交流の拠点を形成するとともに、働く場を創り出していこうという取り組み、 8人いるスタッフのうち3人は精神障害のある人で、本人の希望などに応じてリサイクル品の仕分けや値付け、喫茶の仕事に取り組んでいます。企業組合あうんも認証されています。

★反貧困ネットワークも法人化してもうすぐ一年、「駆けつけ支援」をつうじて出会った困窮状態にある人の支援をおこなってきた。生きづらさを抱えた若い世代と多く出会うなかで孤立問題をどのように解決していくかがテーマだと思っている。生存権すら排除された外国人は更に深刻だ。「駆けつけ支援」を継続しながら、新たな活動のステージ作りに向けて構想づくりを始めている。具体化していく準備を急ぎたい。「独りじゃないよ」との言葉を具現化していきたいと思う。