❶相変わらず深刻な相談が続いています。夜の街からの女性、車上ホームレスを5年以上も続けている女性からは「車から離れたい。静かに暮らしたい。」手分けして対応する。最近増えているのは、ひとりで生活保護申請にいったら「あなたは働けるのだから」と追い返される。あちこちの福祉事務所で普通の対応となっている、、「生活保護は権利です。」私には虚しく聞こえる。居所がない状態で追い返してどうするのでしょうか。
❷木曜夜に、都議会議事堂内にある日本共産党都議団事務所を訪問、都議団福祉チームの皆さんと、各区市に調査した「生活保護制度の運用に関する調査」結果を踏まえた分析検討と今後に向けた打ち合わせをおこないました。東京都自らが同じ指標で調査をおこなう姿勢が弱く、私たち新型コロナ緊急アクションの「コロナ災害対策自治体議員の会」含め、運用調査を実施していますが、数字の取り方解釈が自治体ごとにバラバラであったり、実際に運用していない事を厚労省の通知そのままに記入してあったり、、今後は東京都が責任を持って統一調査をおこなうようようにしたいです。それにしてもどこの自治体でも生活保護の相談件数と実際の申請件数比で約30%程度、経済的に困窮していても、資産要件などが厳しすぎて、生活保護を利用できない事がありありと判る。居所を喪失した相談者には支援者が同行しない限り、ほぼ無料低額宿泊所や更生施設など施設入所となっている。施設の部屋人数調査も相変わらず、、大部屋が多い。一時宿泊施設を無低など施設を経由せずとも、ビジネスホテルや公が民間住宅を借り上げ提供するなど、地域居住支援事業において支援できるようにすべきと思います。
➌今日の夜は駆けつけ支援がSOS現場での待ち合わせ時間の直前にキャンセルになったので、杉並区阿佐ヶ谷で開催される「生きづらさは私のせい?「自己責任」社会を問う」友人でもあるイチ押しライターの和田靜香さんと杉並区長選に立候補を予定している岸本さとこさんのトークライブにリアル参加できた。
●マガジン9での岸本さんの記事に魅かれていた。公的機関、協同組合、非営利企業、地方自治体、周辺コミュニティの間で地域資源が循環する「コミュニティ・ウェルス・ビルディング」民間委託してきたサービス、保育園とか女性支援施設とかをひとつずつ検討して、アウトソースではなくインソースしていく作業、民間住宅を少しずつ買い取って公営住宅にすることにも取り組んだ「バルセロナ・コモンズ」パリの市民参加型予算など、民営化された公共サービスは再公営化へ!杉並区の生活保護行政は都内有数の追い返し状態の犠牲者が続出した。居所を失った相談者に「杉並区だけにはいかない方がいい」岸本さんが杉並区長になる事が「希望」杉並から「自治体発の民主主義・市民参加の実践」私は練馬区民だけど、できる応援はしていきたい。