土曜日から2か月に一度の愛するパートナーさんとの「全国あいうえお旅行」で奈良県の旅に出かけて夜に戻りました。最近のSOSの内容やその後のフォロー案件が以前よりストレスがかかる案件ばかりになっています。週末含め休みなしで相談者に向き合う事はメンタルが削られます。2か月に一度の週末はあえて東京の現場を離れ、大好きな旅に出る事が大事です。

●6月11日(土)

東京から奈良県は新幹線で京都を経由して近鉄で奈良駅に向かうので4時間かかる、そして雨。奈良でいちばん訪問したかった御所市にある「水平社博物館」に向かった。全国水平社設立は1922年3月3日、今年で100年、「全国に散在する部落の人々よ、団結せよ。ここにわれわれが人間を尊敬することによって、自らを解放しようとする運動を起こしたのは当然である。われわれは、心から人生の熱と光を求めるものである。水平社はこうして生まれた。人の世に熱あれ、人間に光あれ。」水平社宣言は、日本で最初の人権宣言といわれている。結成の中心となったのが奈良県御所市柏原の青年たちだった。館内には、ザ・ブルーハーツ」の「青空」やボブ・マーリーの「Get up,stand up!」も紹介されていました。Stand up for your right!(君の権利のために立ち上がれ!)》私たち以外に見学していたのはたった一人だった。

●6月12日(日)~13日(月)

昨日から今日にかけては天気も良く古都巡りに恵まれた。古代史から万葉時代について私は全く解っていないのでパートナーさんが全て行程を考えて私は従うだけ、、キトラ古墳➡高松塚古墳➡石舞台古墳➡岡寺➡法隆寺➡薬師寺➡奈良公園➡東大寺大仏殿を見学、どこも京都と違ってのんびりしています。ゆっくりした時間が流れます。

ただ気になったのは、奈良特有の寂れた感、めぼしい商業施設もなければ国道沿いにもめぼしい商業施設や飲食店がほとんどない~ 目立つのは高市早苗の選挙ポスターがこれでもかと続いていました。

●奈良にいても相談メールが止まりません。基本は佐々木さんに対応をお願いしていたのですが、深刻な案件は旅先の移動中やホテル内でのやりとりが続いていました。休みたくても相談者にとってみれば「今日、話を聴いてほしい。助けてほしい」結局、心が休まる事はなく旅を終えました。明日からの予定は週末まで昼間から夜までほぼ全て埋まっています。私たち支援団体にとって「緊急事態宣言」が常態化しています。